西田もじのブログ

日々雑記を綴ります

ノーサイド同窓会

日経BP社から「同窓会に行けない症候群」という本が出ていると今日の日経新聞でみた。

同窓会、人によってはあるいは年齢によって、「何を今更」な気分だろう。後は劣等感とかあまり好きじゃない人がいるとか。共通の話ももうなかったりするしあの頃とは興味も合わないとか様々だろう。何も無理して行くことはない。

僕は幹事をやった(やらされた)ことが二度あった。小学6年生のと中学3年生。どちらも二十代の頃だった。来たのはどちらも半分以下だったと思う。それなりに楽しかったけどもうみんな別々の道だし、関係ないっちゃあ関係ないよなあ。それに知らないほうがという場合もある。みんな元気でいてくれればいいのだけれど、中学の方はもう一人の幹事が電話をかけたら、実はすでにという方もいた。

 

その後2000年になって、小学生の頃に埋めたタイムカプセルを開けようということになった。担任の先生にも一人会えた。その先生は僕が病気で三度入院した時にお世話になり、大変心配してくれた方なのでお礼が言えてよかった。「もう大丈夫なの?」と言われた。僕は顔色がよくないのだが、それはもともとだった。

幼なじみにも会えた。近所に住んでいたのだが、お互い親が離婚して引っ越したため、地元から離れていた。連絡先を交換し、今は年に1回くらいLINEをしている。

 

LINEといえば始めた頃は何人かと久しぶり〜と盛り上がった。使い始めは楽しいものだ。それが縁で十数人、飲むことになった。

それはただし一応同級生なのだけれど、同じクラスじゃない集まりだった。いわゆるヤンキーだった人たちの集まりに入れてもらったのだ。僕は真面目だったので、話したことのない人ばかりだった。でも酒があるから平気だ。気まずくても喋らなくても全然気にならない。その時はもう二十代でもなく、四十代だ。みんなどこかしら哀愁のようなものが漂っている。疲労感もある。男女共、誰も着飾ってはいないし、半分の人は老眼だ。今何の仕事をしているかを語らない人もいたし、周りも詮索などしなかった。そんな中、僕は何人かに誰だろうコイツはという顔をされた。で実際、

「君は誰だ?」と直で言われた。目立っていなくてすいませんね。hahahaお前こそ誰だと言えなくもないが、そうではないので苦笑いで済ませた。

だって僕は卒業文集、全員の読んだもの。この頃から文章好きだったんだな。